みなさまこんにちは!今日も一日お疲れさまです。
桜舞い散る4月、新たな生活をスタートさせる方も多いのではないでしょうか。
そんなあなたに、忙しい日常に飲み込まれる前にぜひ考えておいて欲しいことをお話します♪
ある有名な話を紹介「大きな石と小さな石」
ある有名な話を紹介します。
引用元は『会社がなぜ消滅したか』(読売新聞社会部/新潮文庫)の「文庫版あとがき」です。
ある大学でこんな授業があったという。
「さあ、クイズの時間だ!」大学教授は、そう言って大きな壺を取り出し、教壇に置いた。その壺に、彼は一つ一つ石を詰めた。壺が一杯になるまで石を詰めて、彼は学生に聞いた。「この壺は満杯か?」教室中の学生が「はい」と答えた。
「本当に?」そう言いながら教授は、教壇の下からバケツ一杯の砂利を取り出した。そして砂利を壺の中に流し込み、壺を振りながら、石と石の間を砂利で埋めていく。
そしてもう一度聞いた。
「この壺は満杯か?」学生は答えられない。一人の生徒が「多分違うだろう」と答えた。教授は「そうだ」と笑い、今度は教壇の陰から砂の入ったバケツを取り出した。それを石と砂利の隙間に流し込んだ後、三度目の質問を投げかけた。
「この壺はこれで一杯になったのか?」学生は声を揃えて、「いいや」と答えた。教授は水差しを取り出し、壺の縁までなみなみと水を注いだ。彼は学生に最後の質問を投げかける。
「僕が何を言いたいのかわかるだろうか?」一人の学生が手を挙げた。
「どんなにスケジュールが厳しい時でも、最大限の努力をすれば、いつでも予定を詰め込む事は可能だということです」
「それは違う。」と教授は言った。
「重要なポイントはそこにはないんだよ。この例が私達に示してくれる真実は、大きな石を先に入れない限り、それが入る余地はその後二度とないということなんだ。」君たちの人生にとって”大きな石”とは何だろう、と教授は話し始める。
「それは、仕事であったり、志であったり、自分の夢であったり……」
「ここで言う“大きな石”とは、君たちにとって一番大事なものだ。それを最初に壺の中に入れなさい。さもないと、君たちはそれを永遠に失う事になる。もし君たちが小さな砂利や砂や、つまり自分にとって重要性の低いものから自分の壺を満たしたならば、君達の人生は重要でない何かに満たされたものになるだろう。」
「そして大きな石、つまり自分にとって一番大事なものに割く時間を失い、その結果、それ自体を失うだろう。」
引用元はこちら
人生で大切なこと〜何が優先なのか〜
この話において、壺とは「あなたの人生」を表し、大きな石とは「あなたにとって一番大切なこと」の例えです。
自分にとっての「大きな石」とは何か?何を先に入れるべきなのか?を考えさせられますね。
大きな石
大きな石は、人生においてもっとも大切なもの。
例えば…健康、家族、友人。
これらはとても大切なので、他のすべて(砂利や砂)を失ったとしても、人生はまだ満たされている。
砂利
砂利は、私たちの人生に入り込んでくる必要そうなもの。
例えば…学問、仕事、家や車などすべての物質的なもの。
砂
砂は、人生において小さなこと、些細なこと。
例えば…喧嘩、噂話などなくても困らないもの。
人生の時間は有限です!
時間とエネルギーを些細なことに浪費してしまうと、本当に大切なことに使う時間は永遠に失われてしまいます。
だから、まず「何が」「誰が」人生で一番大切なのかをしっかり考える必要があります。
人生をつまらないことでいっぱいにしないように。
新生活を始めるあなたへ
新社会人や新入学など春から新しい生活を始める方も多いでしょう。
新たな世界を知るにつれ、迷うことや悩むことも増えると思います。
あなたの「大きな石」は何ですか?
・いまの生活を繰り返すことが正解でないかもしれない
・これを失ったら後悔するかもしれない
心の声をよく聞いて、たくさん考えて行動して、答えを見つけてください。
あなたの人生はあなたのものです。大切なものは自分で決めるしかありません。
素敵な毎日を、そして素敵な人生を送れますように!
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