【夫婦の小話】こんな人と結婚すればいい!…結婚の意味を考えてみた。

みなさまこんにちは、今日も一日お疲れさまです!

自分の話で恐縮ですが、私は現在結婚2年目で、夫と2人で暮らしています。

私は夫を珍獣だと思っているのですが、総合的にみるとやっぱり結婚してよかった!と感じます。

そこで今日は、「結婚っていいな」と思えるような話をしてみますね♪

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  • 結婚の決め手を知りたい
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好きな人と一緒に暮らすことは自分を輝かせること

これは、ちょうど結婚が決まるくらいの時期に目にした記事で紹介されていた内容です。

とても心に残る内容だったので、メモをして残していました。

永田和宏京大名誉教授(細胞生物学)『知の体力』

伴侶となるべき存在とは?

永田教授はこの本の中で、自身の経験も踏まえながら、結婚の意味を語っています。

これから結婚する人にも、すでに結婚している人の心にも響く内容なので、ぜひ読んでみてください。

該当部分をそのまま引用して紹介します。(強調部分は筆者にて加筆)

先に私は、相手の対応によって、自分が全開できることもあれば、逆に見る影もなく萎んでしまうこともあることを書いた。できれば、自分の可能性を開いてくれる存在と向かい合いたいものである。そんな自分をもっとも素晴らしい存在と思わせてくれる存在こそが、愛する相手であってほしい。

 一緒にいたいと思う心情は、単に相手が美しいとか、頼りになる逞しさをもっているからといったものではないだろう。愛情の第一歩は、一緒にいるのが楽しい、一緒にいることそのものが大切な時間として意識できる、そんな単純な感情であろう。それはそのままでいいのだが、もう一つ、一緒にいることによって、自分のいい面がどんどん出てくると感じられる相手こそが、ほんとうの意味での伴侶となるべき存在なのだと、私は思っている。

 一緒にいると、どうしてもその人間の欠点ばかりが見えてくるという人は確かにいるものだ。あるいは相手の欠点ではなく、一緒にいるとどうにも自分の嫌な部分・側面が見えてしまう、そんな相手もあるものだ。そんな存在とは、一緒にならないほうがいい。一緒にいると相手のいい面に気づく、そのいい面に気づく自分がうれしく感じられる。その人と話していると、どんどん自分が開いていく気がする。お互いにそんな存在として相手を感じられるような関係こそが、たぶん伴侶と呼ぶにふさわしい存在なのに違いない。

どんな大学に入学しても、どんな賞を獲得しても、どんな大会に優勝しても、どんな素晴らしい成功を収めても、心から喜んでくれる人がいなければなんの意味も持たないのとちょうど逆に、ほんのちょっとした自分の行為を心から褒めてくれる存在があるとき、自分がそれまでの自分とは違った輝きに包まれているのを感じることができる。

 私はこの文章を、若い人たちを念頭において書いてきているが、ぜひそんな一人に出会うことによって、それ以前には自覚できていなかった「輝いている自分」に出会ってほしいと願っている。心から愛することのできる人を得ることは、すなわち自分のもっともいい部分を発見することなのである。

愛する人を失ったとき、失恋でも、死による別れでも、それが痛切な痛みとして堪えるのは、愛の対象を失ったからだけではなく、その相手の前で輝いていた自分を失ったからなのでもある。私は2010年に、40年連れ添った妻を失った。彼女の前で自分がどんなに自然に無邪気に輝いていたかを、今ごろになって痛切に感じている。

自分が開放され、より良い方向へ発展していく相手を伴侶に選ぶ

私が結婚した理由

自分のいい部分を発見できたから

結婚を決めた理由はいろいろあるのですが、わかりやすいエピソードを一つ。

実は私は自分があんまり好きじゃなかったんですね。だから、できるだけ自分の姿を見たくなくて、写真を撮られるのが苦手でした。

しかし夫(当時は彼氏)は写真を撮りたがるタイプ。断り続けるわけにもいかず、渋々写っていたんです。

そしてある時、撮りたまった写真を見ていてふと思いました。夫と写真に映る私は、(自分で言うのはおかしいですが)いい笑顔をしていたんですね。

最初はカメラの性能がいいのかな?なんて思っていましたが、いい写真が増えていくにつれ、私はこんなふうに笑えるのだ、と受け入れることができたのです。

まさに、「自分がそれまでの自分とは違った輝きに包まれているのを感じることができた」と言えます。

自然体でいられて、自分の可能性を開いてくれる存在とこの先人生を共にすれば、間違いなく幸せだろうと思いました。

よく言われる結婚の条件で言うなら、夫より収入が多い人はいるし、夫よりイケメンな人も世の中にはきっとたくさんいます。

でも私にとって夫の代わりになる珍獣は、そうそう発見できないでしょう。

そんなわけでトントンと結婚するに至ったわけでありました、以下省略。

蒼井優さんのご結婚 

ちなみに、思い出した話をもうひとつ。

女優の蒼井優さんが結婚された時、「『誰を好きか』より『誰といるときの自分が好きか』が重要」とおっしゃっていました。

これはなかなか名言だと思います。私はとても納得できました。

前項の本に書かれている「一緒にいることによって、自分のいい面がどんどん出てくると感じられる相手」と同じことですよね。

一見、蒼井優さんと山里亮太さんは意外な組み合わせに見えますが、きっと本当にぴったりの人に出会えたんですね。

どうぞ、末長くお幸せに!

夫といるときの自分が好き

結婚しても全ての悩みは解決されない

女性に多いと思いますが、できるだけ条件が良く、ステイタスが高い人と結婚すれば今までのさえない人生がリセットされて、幸せな生活が待っていると思う人、それは間違いです。

自分の人生は自分の今までの積み重ねです。積もり積もったモヤモヤ人生を、結婚で解決しようとすると失敗すると思いますよ。

逆に言うと、結婚しなくても幸せな人生はあります。

私は、結婚とは、「お互い自分で自分の人生を幸せにできる自立した人間が共に歩むとき、1人では経験できなかった種類の幸せを体験できる」ということだと思っています。

まず自分の人生を解決しましょう。そうすれば必要なタイミングで相応しいパートナーとの出会いが待っていますよ!

結婚はゴールではなくスタートです
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