みなさまこんにちは、今日も一日お疲れさまです!
最近だいぶ普及してきたキャッシュレス決済、日常的にクレジットカードを利用している方も多いのではないでしょうか。
クレジットカードの使用に慣れて当たり前の様に行っているけれど、よく考えてみるとなぜなのかわからないことがあったりしませんか?
例えば、クレジットカードで支払ってサインを求められるときと必要ないときがありますよね。この違いは一体何なのでしょうか?
- クレジットカード払い利用時にサインをするのはなぜ?
- サインをしなくていい時があるのはなぜ?
- ネットショッピングはサインができないけどいいの?
クレジットカードにサインが必要な理由
クレジットカードを使用する際にサインを求められるのは、店側が第三者によるカードの不正利用を防止するための決まりです。
利用者がサインをすると、店側はカード裏面とレシートのサインを照合し、本人による利用であることを確認します。
近年はペーパーレス化が進み、タブレットなどに特殊なペンでサインをする「電子サイン」を導入しているお店も増えましたが、クレジットカード裏面の署名と筆跡を見比べて本人確認をするという目的は同じです。
また、もうひとつの目的は、「伝票に印字された内容(利用金額や支払方式など)を認める」という契約確認の意味になりますので、しっかり内容を確認してからサインすることが大切です。
サインしなくていいのはどんなとき?
ICチップの情報を読み取る場合
まずはICチップの情報を読み取る場合です。
近年では、基本的にICチップ付きのクレジットカードを発行するよう対応が進められています。
ICチップの情報を読み取る場合、サインの代わりに事前に設定した4桁の暗証番号を入力します。
クレジットカードで暗証番号決済するための条件は下記の2点です。
- カード利用者が持っているクレジットカード自体にICチップがついている
- 店舗側にICカード対応の決済端末がある
ICチップにはカードの番号などの情報が暗号化されて入っているので、セキュリティ性が高く、第三者が解析することは困難です。
また暗証番号は本人しか知らない情報のため、現状では「ICチップ+暗証番号」の組み合わせが最もセキュリティ性が高いといわれています。
ICカードはクレジットカード発行数の70%程度普及しているといわれていますが、店側の決済端末の普及が遅れており、2割弱しか普及していないため、ICチップ付帯のカードを持っていてもサインで決済する場合がまだ多くなっています。
サインレス決済に対応している場合
クレジットカードで支払いをするのに、サインも暗証番号も不要、という場合があります。
これは「サインレス決済」と呼ばれ、主にコンビニやスーパーで採用されている方法です。
サインレス決済が可能な場合を詳しくみていきましょう。
サインレス決済ができる条件
サインレス決済契約の有無
お店がサインレス決済の契約をクレジットカード会社と結んでいる場合は、クレジットカード払いの時にサインが必要ありません。
コンビニやスーパーは、1回あたりの決済額はさほど大きくない場合が多いです。
一方で、時間帯によっては店内がとても混雑し、カード決済のたびにレジでサインや暗証番号の入力をしていると、さらに混雑する原因になってしまいます。
そのため、コンビニやスーパーでサインレス決済が導入されることが多くなっています。
サインレス決済ができるかどうかは、お店に聞かないとわかりませんが、JCBカードなど一部のカード会社は公式サイトで、サインレス決済可能なお店を紹介していますよ。
決済金額
サインレス決済は、サインを書くというセキュリティー対策を省略する代わりに、支払いスピードを早めるサービスと言えます。
そこで、不正利用のリスク軽減するため、一度の支払いでサインレスで支払える金額に上限を設けています。
サインレス決済契約があっても、一度の支払い金額が契約金額の上限を越えている場合はクレジットカードの支払いにサインが必要となります。
この決済金額の上限はお店ごとによって異なりますが、一般的には以下のように上限金額が設置されています。
- スーパー:3万円以下
- コンビニ:1万円以下(「サークルK」「サンクス」は5,000円)
支払い方法
このため、分割払い(リボ払い)による支払いを選択した場合は、そのお店がサインレス決済を結んでいるお店であっても、決済上限未満の金額であったとしても、サインが必要になります。
ネットショッピングはサインができないけどいいの?
ネットショッピングでクレジットカード払いを利用するとき、店頭でのお買い物のようにサインをすることはできませんよね。
この場合、店頭でのカードの提示やサイン・暗証番号の入力の代わりに、画面に「カード番号」「有効期限」を入力し対応しています。
不正利用を防止する仕組み
カード番号、有効期限の入力だけだと、本人以外でも利用できてしまう可能性が高まります。
現在では、インターネット取引の安全性を高めるため、以下の「追加本人認証」の導入が進められています。
- 「セキュリティコード」(カード番号とは別にカード券面にある番号)
- インターネット取引を利用するためにクレジット会社に登録した「ID」や「パスワード」
セキュリティコードは、カード裏面にのみ記載されており、クレジットカードの磁気情報の中には含まれていません。
磁気情報に含まれているのは、カード番号と有効期限のみなので、所有者以外の第三者がセキュリティコードを知るためには、クレジットカード本体を確認する必要があります。
よって、磁気データを盗まれてしまうスキミングやクレジットマスター等の不正利用防止にセキュリティコードは有効なのです。
しかし、クレジットカードそのものを第三者に取得されてしまったら意味がありませんので、カードの管理は慎重に行うことが必要です。
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